AIUEO Lab2

1年のうち250日は夕飯を作る主夫が、iPhoneや料理、気になったものを紹介するブログです。

moto360をiPhoneで使って2週間目のレビュー

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今さらですが初代のmoto360を買いました。

iPhoneとのペアリング用だから本当はApple Watchが欲しいところですが、先日のAppleの発表ではAppleWatch用の新しいベルトが追加されただけ。AppleWatch2が出たらもうちょっと考えたかも。

購入がなぜこのタイミングだったのかというと、AppleWatchは次のモデルが発表されたとしても現在の四角い盤面は変更されないだろうと予想されていることと、丸い盤面でオシャレな初代のmoto360が安くなっていたから。やっぱり時計は丸がいい!

ちなみにmoto360も、第2世代と初代の違いと言ったら竜頭(リュウズ)の位置とベルトの装着部分、盤面のサイズ(46mm or 42mm)が選べるというちょっとした外見の変化以外、性能はそこまで変化がありません。

Apple Watchはちょっと試してみるには高いし、時計はやっぱり丸くないと!というわけで、moto360(1st)グレーレザーのレビューです。

とりあえず開封

今さらだけど、少しだけ写真並べます。

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購入するとき、文字盤まわりのケースまで全体が黒い「ブラックレザー」にしようか迷いましたが、全部が黒は少しチープに見えそうかな?と思って、シルバーケースのグレーレザーにしました。初代のmoto360は盤面が46mmです。

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大きく見えますが、これくらいの大きさの時計は多いし、実際腕にはめてみると気になりません。

42mmのBREITLINGとの比較。女性には少し大きく感じそうです。下の動画で女性が同じモデルをつけています。

盤面のデザインは自由に変えられるので、お好みで。

有名な時計メーカーのデザインもたくさんあるけど、これ著作権とかは…

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暗いところでは光るので普通の時計より見やすいです。明るさは自動調整してくれる機能もあるので、不自然に明るすぎるといったことはありません。

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バンドは米国の歴史ある皮革メーカーHorween製で質感はとても良いです。

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このままでもビジネス用途に不自然ではないけれど、バンドは上の画像でBREITLINGにつけているモレラートあたりと変えればさらに良い見た目になりそう。

iPhoneで使うにもAndroid端末が必要

moto360をiPhoneとペアリングして使うためには、Android端末が必要です。

知らない人からしたら「えっ?」って思いますね。

moto360(1st)を新品で買うと、最初に入っているOSは「4.4.1か4.4.2」。iPhoneとペアリングできるのは、「5.5.1」からなので、まずはアップロードする必要があります。

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そして、そのアップロードには「OS4.4」以上のAndroid端末が必要です。

Android Wear(ここではmoto360)が「OS5.5.1」以上になれば、それ以降はiPhoneだけでもペアリングできます。

4,980円で買ったfire2015でペアリング

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私は手元にOS4.4以上のAndroid端末がなかったので、試しにAmazonで買った7インチタブレットのfire2015でペアリングしてみました。

fire2015にPlayStoreを入れて、Android wearアプリを入れます。

これだけだと「設定でGoogleアプリを使えるようにしてください」と注意が表示されて先に進めないので、Googleアプリをインストールします。

Google
Google
開発元:Google Inc.
無料
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これだけで、何の問題もなくfire上のAndroid Wearアプリでmoto360をアップデートできました。

ここからはiPhoneで作業します。

moto360をiPhoneで使うには

moto360をiPhoneで使う方法は2つあります。

  1. GoogleがiPhone用に出しているAndroid Wearアプリを使ってペアリングする
  2. サードパーティー製のアプリを使ってつなぐ

公式のiPhoneアプリを使ってmoto360を使う

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1のGoogleがiPhone用に出してる公式のアプリを使うのは簡単。通話やすべての通知を受けることができます。公式なので安定しています。

Android Wear - 端末
Android Wear - 端末
開発元:Google, Inc.
無料
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ただ、iPhoneと公式アプリでのペアリングはmoto360で使える機能がかなり制限されます。

Androidのアプリマーケット「PlayStore」にあるAndroidwear用のアプリはインストールすることができません。最新OSなら時計単体でWi-Fi接続もできますが、iPhone公式アプリだとそれも使えません。

Watch faceはアプリ経由でダウンロードしなければいけないので盤面の着せ替えもほとんどできないし、音声入力を使ってGooglekeepにメモを追加するなんてこともできません。

「カスタマイズはしないし、通知が腕で見られれば十分」という人ならこちらでOK。

Aerlinkを使ってiPhoneとつなぐ

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もう一つの方法は制限なくAndroid wear用のアプリを使いつつ、iPhoneでmoto360を使う方法。

これには「Aerlink」というアプリを使います。

Aerlink
Aerlink
開発元:Guillermo Cique
¥240
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手順としては、

  • Androidwearを接続しているAndroid端末で「Aerlink」アプリをダウンロードする。自動的にAndroid wearにもインストールされる。
  • 接続したいiPhone側に「Aerlink」アプリをダウンロードする。
  • iPhoneのAerlinkを開いて、Bluetoothをオンにする。
  • Android wearのAerlinkで「iOS Service」をオンにする

これでmoto360の機能は制限されることなくiPhoneと接続することができます。

私はGooglekeepを使ったり、盤面の変更をしたいのでこちらの方法でiPhone6sとつないでいます。

たまにiPhoneとの接続が切れることもありますが、一日中使って切れるのは1〜2回。moto360側で「iOS Service」をオフ→オンとすればすぐにつながります。

moto360のいいところと残念なところ

aiueolab-3240070 LINEは既読をつけずに全文読むことができます

2週間使ってみて通知を腕で受けられるのは思ったより便利だと感じています。通知のたびにiPhoneを取り出す必要がなくなったので、iPhoneを触る時間は格段に減りました。メールや予定の確認ならmoto360だけで問題なくできます。

ただ、若干の不満点も。

moto360は時計としてちょっと使いづらい。そもそも時計を見る動作をしても、盤面は5秒間しか点灯しません。そして、腕を上げる角度に寄って画面が点灯するはずが、たまに画面が付かないことがあります。

結構ちゃんと「時計を見るぞ」という角度にしないと点灯しません。

画面がついても一瞬タイムラグがあってから点灯するので、普通の時計に比べると時間を確認するのがワンテンポ遅れます。

aiueolab-3240066 アンビエントモードをオンにしておくと水平の状態でも1段階暗い状態で常時時計が表示されます

これは「画面を常に表示(アンビエントモード)」機能をオンにすれば多少は改善されますが、そうすると今度は電池の持ちが心配。

ただ最新のOSでは電池消費が改善されているようで、常に表示機能をオフにしておけば1日は余裕でもつので試してみる価値はありそうです。

あと、歩数を計測する機能はあてになりません。活動量計のjawboneを同じ腕に一緒につけてますが、moto360はまったく計測できていませんでした。

歩数計や心拍計の機能が欲しいなら他の活動量計なりApple Watchを買った方がいいです。

通知が腕で受け取れて、時間が分かればいいだけならこんなアイテムもあります。バッテリーも1週間もって、値段も安い。moto360とどっちを買おうか最後まで悩みました。

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あとがき

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不満もありますが、デメリットよりメリットが上回るので総合的にmoto360は気に入っています。

電車に乗っているときや、自転車の走行中、仕事中など、腕で通知を受けられるのは便利です。特に着信にすぐ対応できるのがメリット。

LINEも既読をつけることなく全文読めるし、小さい画面だけどメールのチェックも意外と普通にできます。

すでに毎日着けるのが当たり前になっているので、moto360に限らず今後もスマートウォッチはスマートフォンのように定期的に買っていくことになりそうです。

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