子供のころおこづかいっていくらもらってたか覚えていますか?
今日、最近の子どものおこづかいの平均額の資料を見てビックリしたことがありました。
その資料にのっていた表がこちら。
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子どもの1ヶ月あたりのこづかい額
小学1・2年 | 小学3・4年 | 小学5・6年 | 中学生 | 高校生 | |
---|---|---|---|---|---|
全体平均 | 553 | 860 | 1370 | 2513 | 5651 |
年収300万未満 | 500 | 923 | 1196 | 2333 | 5466 |
年収500万未満 | 578 | 826 | 1377 | 2482 | 5287 |
年収750万未満 | 610 | 822 | 1313 | 2506 | 5945 |
年収1000万未満 | 433 | 1178 | 1167 | 2339 | 5179 |
年収1200万未満 | 300 | 857 | 3786 | 2500 | 4583 |
年収1200万以上 | 463 | 1025 | 800 | 2500 | 5313 |
各種分類別データ(平成23年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年~令和2年)|知るぽると
赤字が最高金額、青字が最低金額です。
年収300万円以下の家庭より、年収が1200万円以上の家庭のほうがたいていおこづかい金額が低いのが見て取れます。 多少バラつきはありますが、収入が多い家庭の方が子供に与えるおこづかい額が少ないんです!
収入とおこづかいの金額は比例しないようですね。
年収の高い家庭ほど、学年×100円とかいう安易な計算をせずに、なんらかの意図をもって金額を決めているということなんでしょうか。
子どもにお金に対しての教育を行ない、あくまで”おこづかい”を金銭教育の一環としてとらえているのではないかと推測できます。
と、ここまで書いて気づいた。さっき見ていた表は平成23年度の統計データだということに。
翌年以降のデータにこの傾向がなかったら、この推測は成り立たない…。
さーて、ここまで書いちゃったけど、どれどれ、平成25年は…
平成25年度のこづかい額
小学1・2年 | 小学3・4年 | 小学5・6年 | 中学生 | 高校生 | |
---|---|---|---|---|---|
全体平均 | 893 | 975 | 1121 | 2783 | 5337 |
年収300万未満 | 1450 | 1188 | 1311 | 3204 | 5544 |
年収500万未満 | 844 | 873 | 1052 | 2263 | 5104 |
年収750万未満 | 930 | 1005 | 1305 | 2435 | 5386 |
年収1000万未満 | 471 | 475 | 1062 | 5117 | 5708 |
年収1200万未満 | 1000 | 467 | 729 | 2056 | 4500 |
年収1200万以上 | 750 | 1000 | 1060 | 2571 | 5455 |
各種分類別データ(平成25年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年~令和2年)|知るぽると
平成23年度のデータより最高・最低金額が綺麗に並びました。見てみると総じて年収の低い家庭ほどおこづかいが高いのは、やはり同じ。
ここから読み取れるのは、年収が高い家庭ほど、ケチということではありません。お金に対する取り組みがしっかりしていることが反映された結果だと思います。
子どもには、早いうちからお金に対する感覚を身につけさせることが大事ですね。
他にも統計データには面白いものがたくさん
臨時収入等からの貯蓄割合、遺産についての考え方、老後の生活を心配していない理由、平均手持ち現金残高、金融資産残高が増加した理由…などなど、興味深いデータがたくさんあります。
興味がある方は覗いてみてください。
各種分類別データ(平成25年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年~令和2年)|知るぽると
Photo by : SAKURAKO gets money from a cash register ! | My daughter. レジ… | Flickr