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1年のうち250日は夕飯を作る主夫が、iPhoneや料理、気になったものを紹介するブログです。

Sansan名刺管理サービスorサイボウズLive・Office:営業の管理としてできることできないこと

6bac08fa789714b72d45463a42ef68b0_m.jpg_effected Sansan株式会社の名刺管理サービスとサイボウズライブ・Officeの機能を比べる機会があってまとめたので共有します。

日々の業務をクラウドで管理しようとしている方の参考になれば。 (下記にまとめた内容と話は違いますが、サイボウズライブは恋人や友達同士の連絡やスケジュールを共有するのにも使えそう。)

比べてみて初めてわかったんですが、そもそも取り扱う範囲がまったく違うので比べられるものではありませんでした。

Sansanは名刺管理・顧客管理が専門。営業同士のスケジュール管理等はまったくできません。いわゆるグループウェア機能はありません。
サイボウズは社内の情報共有・コミュニケーションに向いています。いわゆるグループウェア。

大量の名刺管理や顧客管理が必要な大企業はSansan+グループウェア or Googleカレンダーなどでスケジュール管理。 顧客情報がそれほど多くないならサイボウズで全てまかなう。といったところでしょうか。

Sansan

Sansanの名刺管理_-_営業を強くする名刺管理.png

「営業を強くする名刺管理」をコンセプトに、企業に眠る名刺を営業活動に使える資産に変えることで、「出会い」の価値を最大化する「Sansan」。法人向けクラウド名刺管理サービス http://www.linkknowledge.net/func/

できること

  • 名刺のスキャンによる自動データ化・管理(手入力不要)
  • 組織内で人脈情報の共有(個別に非表示にもできる)
  • 名刺情報を基点に、顧客管理
  • 商談管理(日時・商談内容・商談相手などの日報を入力)※他の社員に日報を新着として表示するような機能はない。新着はメールで通知。
  • 商談や案件情報を社内で共有・会社ごとに一元管理
  • 商談や案件の進捗状況管理(グラフを使ってわかりやすい進捗グラフ)
  • 名刺の情報から営業活動に役立つ情報を自動で配信(業界のニュースなど)
  • 「○○日にTEL」「△△日までに見積もりを送る」など未来の予定をメールで通知
  • 名刺の検索・商談内容の検索
  • 名刺リストへのメルマガ配信
  • データをCSVにできる(年賀状などに利用可能)
  • Googleカレンダーからの予定読込(Googleカレンダーへ書き込みはできない)
  • ウェブサイトのお問い合わせフォームとの連携
  • ECサイトの顧客管理(ダミー名刺として情報を入力すれば)
  • iPhone・iPadアプリが用意されている(Android版は今春リリース予定)
  • ガラケーでも見ることはできる(カメラでの名刺取り込みはできない)

できないこと

  • 社内の連絡共有掲示板などの機能はない
  • データ共有などのサービスはない(画像や商品リストなどを共有できない)
  • カレンダーなどで営業の予定を把握できない
  • チャットなどの社内間の連絡機能はない

料金

1ユーザー5,500円/月(商談管理等なければ3500円)、名刺読み取り機1台12,000円/月、契約ユーザー5名から、年単位の契約

サイボウズLive

チャットもグループウェアも無料で使えるサイボウズLive.png

チーム内でスケジューラーやTo Doリスト、掲示板、フォルダを共有できるグループウェア。メンバー200人以下のグループスペースをいくつも作成することができるため、複数のプロジェクトを管理するのに便利。
https://live.cybozu.co.jp/overview.html

できること

  • 無料で使える
  • チャット機能(1対1でも複数でも。スマートフォンからも可能)
  • コメント欄もある掲示板機能(テーマごとに使用可能)
  • 掲示板は、情報をまとめて整理する機能。wiki(マニュアル)のようなものを作れる。
  • ファイル共有。1Gバイトまで無料でファイルを保存可能。
  • カレンダー機能(個人の予定もプロジェクトの予定も一元管理)
  • ToDoを共有(「いつまでに誰が何をやるのか」「どの作業が完了していないのか」などのTodo管理。カレンダーにも連動して表示)
  • ホーム画面には全員の予定や掲示板新着情報などを集約表示
  • アンケート機能(メンバーの意見を簡単に可視化。会議の出欠など。)
  • リンク集(トップページで、よく利用するWebサイトのリンクを共有)
  • 新着情報はメール配信もできる(アクセスする習慣がない人にも確実に情報共有)
  • iPhone・Androidアプリがある
  • ガラケーでも使える

できないこと

  • 名刺の自動入力
  • 顧客の管理(グループを取引先ごとに作ればできないこともない)
  • 商談管理(上記同様グループでできる)
  • 日報の作成(取引先ごとのグループ内の掲示板に書き込むことで代用可能)

※1ユーザー月額500円〜800円のサイボウズOfficeを使えばすべて可能(名刺の自動入力以外) https://www.cybozu.com/jp/service/office/

サイボウズOfficeでLiveよりさらにできること

中小企業シェアNo_1のグループウェアは「サイボウズ_Offic e」___サイボウズ_Office.png

  • 経費・稟議書の申請業務の電子化。遠隔地からの承認。
  • 電話メモの登録
  • タイムカードの管理
  • プロジェクト管理
  • Webメール
  • Excelファイルで管理していた売上や顧客、備品などの情報を「サイボウズ Office」に集約(月額800円コース)

料金

初期費用0円、1ユーザー500円〜800円/月、1ユーザー2GBのディスク容量、契約ユーザー5名から、1か月単位からの契約