AIUEO Lab2

1年のうち250日は夕飯を作る主夫が、iPhoneや料理、気になったものを紹介するブログです。

読書感想文にも使える、書評ブログ達人たちの書き方

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書評をブログで書く人に憧れる

本の要約や感想をブログに書いている人はスゴいなーと思います。

本を読みながら、どの部分が一番重要なのか・どこを引用するのか・読んでいる最中に何を感じたのか…書評を書くために様々なことを考えながら本を読んでいるんだと思います。そして、自分の意見を入れて本を総評する。

書く側の受け取り方によっては、批判を受けることもありそうだし、自分の意見がしっかり語れない人にはできないブログ記事かと。自分語りが多すぎるの書評はなんか違うと思うけど。

私が書評ブログを参考にするとき

私が書評ブログを参考にするのは、まだ未読の本で購入を迷ったとき、それは本当に自分が求めている本なのか購入前の内容確認。それと、読んだあとに自分の捉え方以外の他人の意見を知りたい時。なにか本が読みたいけど、次はどれにしようというタイミングでも見ることがあります。

こう書いてみると私は、購入の後押しをしてほしいか、読んだあと感想の答え合わせがしたいのかもしれません。

書評ブログはどうやって書くの?

とらえ方は人それぞれですが、そんな役立つ書評ブログを書いている方たちは、どうやって書いているのか。これから書評ブログを始めたい人が、参考にできるような記事を集めてみました。

夏休みの宿題で、読書感想文を書かなければいけない小学生・中学生・それを手伝う親御さんにも考え方は参考になるかもしれません。

実際に集めてみると、書評だけじゃなく、商品レビューなどの記事を書く時の参考にもなる内容でした。

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photo credit: susivinh via photopin cc

書評ブロガーさんたちのテクニック

これは書くことがとことん苦手な人のために書いた文章です→小学生から大人まで使える素敵な方法 読書猿Classic: between / beyond readers

  • 以下の5つのパートで文章を構成する。

  • A.〈はじめ〉 ……内容の紹介・要約 

  • B1.〈なか1〉 ……具体例その1
  • B2.〈なか2〉 ……具体例その2
  • C.〈まとめ〉 ……具体例の共通点
  • D.〈むすび〉 ……上記の共通点の一般化〈としての主張〉


書評の書き方 - マトリョーシカ的日常

  • 友人にその本を紹介するように書くこと。
  • 要約、引用、あなたが言いたい事、関連。書評はこの四つの要素を満たせばいい。
  • 先の四つの要素は基本的に、要約、引用、言いたい事、関連の順に書いていく。しかし、順序を変えてみるのも面白い。


どうすれば面白い書評が書けるか考えてみる - ウラガミ

  • 概要
  • なるべく客観的な分析
    • どこが優れていて、どこが駄目なのか
    • ほかの作品と比べて論じてもいい)
  • 主観的な感想
    • 自分がその作品のどこが好きか、どこが嫌いか
    • ここがないと読んだ時の熱量が伝わってこない)
  • 客観的に書こうとしてもどうやったって偏りがでるんだから最初は愛を語った方が自分にとっても読者にとっても面白いと思う
  • どんな人に読んで欲しいか
  • あとは本を読んで派生的に考えたことを書いてもいいけど、書評からは少し離れるから別記事にしてもいいかも


書評ブログを超簡単に書くための7つの質問と1つの考え方 〜本『ソーシャル時代のハイブリッド読書術 』 - ライフハックブログKo's Style

  • 質問1:購入の経緯は?
  • 質問2:本の対象読者は?
  • 質問3:著者の考えはどのようなものか?
  • 質問4:その考えにどのような印象を持ったか?
  • 質問5:印象に残ったフレーズやセンテンスは何か?
  • 質問6:類書との違いはどこか?
  • 質問7:関連する情報は何かあるか?


「本の受け止め方なんて、読み手の自由だ」
今では、「著者の一番の主張」ではなく、「私」の気になった・人に紹介したいポイントをブログで紹介し、それについての自分の考えなど書いています。


おいしい書評の書き方 - (チェコ好き)の日記

1.あらすじは極力書かない 2.自分の体験を交えて書く 3.作品論より作家論
「書評とは、食欲をそそるものであるべき」
自分がなぜおすすめしたいのか、その物語の何に惹かれたのか。直接関係のないことまでいろいろ考え込みながら書いていくと、書評の楽しみというのはより一層深まります。


プロの書評家が語る、プロの書評の書き方

書籍の内容と、自分が興味がある別の分野の知識を結びつけて考えることで生まれたアイデアをブログに書けば、面白い記事になる

  1. 自分の知識や頭のよさをひけらかすために、対象書籍を利用するような「オレ様」書評は品性下劣
  2. 贈与としての書評が読者の信頼を失うので自殺行為
  3. 書評は読者に向かって書かなければならない


「おもしろい書評」を書くために必要な7つの知識

  • 「自分が主役」を強く意識する
  • 共感できるキーワード・ポイントを3-7個選ぶ
  • キーワードを小見出しにして、自分の文章を書く
  • 引用を入れる
  • 書評タイトルを工夫する
  • 面白い本に出会う
  • 面白くない書評は存在しない


ブログへの書評(レビュー)の書き方 | nanapi [ナナピ]

  • ブログのタイトルには本のタイトルを入れる
  • ゴールを設定(「これは何のための書評か?」と考える)
  • 小見出しを使って数個のパラグラフにわける
    • はじめに
    • 本の簡単な紹介
    • 感想・おもしろかったところ
    • 関連する本や資料など
    • おわりに

私が知っている書評ブログのリンク集

上で紹介したブログの他に、私が読んだことのある書評ブログです。


時間がない人のための「本」の要約・書評サイト8選 | creive【クリーブ】
これはブログじゃなくサイトの紹介。

書評というか、購入前に本当に参考になるのはAmazonだったり。

他にもここの書評ブログが面白いよ!というブログがあれば教えてください。

あとがき

まとめてみると、書評ブログを書いている人たちの考えが垣間見れて参考になりました。書き手側の主観を存分に出すべき!という書評自体の面白さを追求する人もいれば、純粋に書籍の面白さを伝えたい人もいる。

本の受け止め方は読み手の自由ですが、ブログも読み手がどう受け取るかは自由。もちろん、書く側も自由です。

私が読みたい書評ブログは、ネタバレがなく・広告としてのただの紹介ではない・どちらかというと既読の人に向けたものかな?