本屋の書店員さんたちが投票して、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」の年間大賞を決めるのが本屋大賞。本屋大賞に選ばれた本は面白い作品ばかりなので、私は毎回読んでいます。読む本を選ぶ時、とっても参考になる本屋大賞。
そのレシピ本版ともいえる賞があるのをご存じですか?
その名も『料理レシピ本大賞』
料理レシピ本大賞とは?
しかしながら、その選定対象書籍はほとんどの場合、文芸やエッセイ等のジャンルに集中し、例外的に絵本大賞やコミック大賞があるものの、多くのファンがおり、ベストセラーも多数輩出している料理レシピ本のジャンルには読者も出版業界も、一般消費者も確たる指針が無いのが現状である。
そこで、本大賞を通じ改めて「料理レシピ本」の書籍としての指標を示し、また魅力をアピールし、その価値を広く浸透させ、果ては書店店頭を活性化する目的で、「料理レシピ本大賞 in Japan」を創設し、運営するものである。
料理レシピ本大賞 in Japanとは | 料理レシピ本大賞 in Japan
レシピ本大賞は2014年から選考が始まったそうです。
たしかに上の説明に書かれているように、レシピ本が本屋大賞に選ばれることはなさそうですよね。料理ジャンルで選ばれるにしても、ストーリーの中でレシピを紹介するようなものとか、料理を題材にした物語にしないとノミネートはされないと思います。
そんななか、オススメのレシピ本がランキング形式で紹介されるのは、料理を作る身としては興味が湧きます!1回目の2014年は、どんな本が選ばれたんでしょうか?
2014年の料理レシピ本大賞受賞作
部門が料理部門とお菓子部門に分かれていて、料理部門の1位はこちら、主婦と生活社の「常備菜」飛田和緒著。
冷蔵庫にストックして、ごはんやお弁当に使える常備菜のレシピ本です。美味しいおかずが109個も載っている…この情報だけで欲しくなる本ですね!
この他にもお菓子部門に選ばれた本、おかずの準大賞・入賞しているレシピ本の中には一度は見ておきたいものが多いです。
NHK出版の「割合で覚える和の基本」、ベターホーム協会の「ベターホームが料理教室で50年教え続ける、しっかり作りたい定番料理100品」など興味がわくレシピ本がたくさん。
他の受賞作はこちらで見ることができます。→http://recipe-bon.jp/?p=1748
1位の本「常備菜」を購入してみました
レシピ本のランキングといったら、今まではAmazonの売り上げランキングくらいしかなかったので、しっかりと中身を吟味して選ばれたランキングというのは面白いです。料理レシピ本大賞の選考基準には「家庭で再現可能な、分りやすく作りやすい内容か」という項目があります。
どれも家庭で再現できるというのは大きなポイント!それを期待して、料理部門1位に選ばれた「常備菜」を私も購入してみました。
こちらの本で紹介されているレシピを実際に作ったら、またご紹介したいと思います。