私は普段からAndroid端末とiPhoneやiPadのiOS端末の両方を使っています。同じ状況の人はメモを取る時どんなアプリを使っているのでしょう?
例えば、最初から入っている純正のメモアプリを使うと、メモがそれぞれの端末でバラバラに保存されてしまい「あれ、あのメモどこに書いたっけ?」という状況に陥ったりします。
そうならないためにも私はAndroidとiPhoneでお互いのデータが共有できるメモアプリを使っています。
データが共有されていればメモの一元管理ができて、いちいち探す余計な手間とムダな時間がはぶけます。
定番はEvernoteだけど、動きが重すぎ
様々な端末でデータが共有できるアプリと言えばEvernoteが有名ですが、EvernoteはWebクリップ機能や音声の保存などできる多機能さゆえに、文字をサッと入力したい時などに動作がもたつくことがあります。
私もEvernoteは保存を目的に使っていますが、サッとメモを取りたい時には適していないので使っていません。
「もっと軽くサッとメモしたい!」と思っていた私が、いま実際に使っている動きの軽いメモアプリのご紹介です。
Googlekeep
短いメモやタスク管理ならこのアプリ。GoogleのアプリなのでAndroidはもちろん、iPhone用のアプリも出ています。なにより動きが軽いのが最高!
Web上でも見られるので、どこからでもアクセス可能。タイル状に並ぶ表示は珍しく、自分のルールでメモ毎に色を変える事もできるので、まるで付箋にメモをしているような感覚で使えます。
リマインダーの設定は、「毎月」や「10日ごと」など自由に設定できて、月初めに必ずやることのリマインドや、家賃の支払いなど定期的な通知が欲しい場合にも活用できます。
チェックボックスも使えるので、買い物メモといった使い方もOK。ちょっとしたメモなら、Googlekeepで決まりです!
AndroidWearを使っているなら、声でメモを追加することも可能です。
Simplenote
Simplenoteはテキストしか扱えない代わりに、動きが軽いメモアプリ。iPhoneにAndroid、Mac用にもアプリがあり、Webからの閲覧もできるので同期は完璧。
ほぼリアルタイムで内容の同期をしてくれるので、タイムラグもありません。Markdown形式で文章を書きたい人なら、Evernoteと違って勝手にスタイルを変更されないのもポイント。
タグ付けでノートを整理できて、キーワードの検索機能もあるので長文のテキストを複数端末で同期したい時はこのアプリがオススメです。
番外編:Gmail
メモアプリではないのですが、長文の同期に意外と使えるのがGmailです。
Gmailといってもメールを送るわけではなく、使うのは「下書き」。下書きにメモを書いて保存しておけば、ログインさえすればどんな端末からでも見ることができます。
下書きにはデータも添付すれば保存できるし、修正も追記も自由。時間順に並んでくれるし、Webや純正アプリを使えば自動保存もしてくれます。
このGmailの下書き機能を使って、秘密のやりとりをしていたアメリカ高官の話なんかもありましたね。(前CIA長官が使った不倫の手口 - ライブドアニュース)
純粋な使い方ではありませんが、アプリをインストールする必要もないし同期の待ち時間もないので実は最高のメモツールだったり?
あとがき
クラウドにデータを保存できるサービスはたくさんありますが、それぞれ特徴があるので試しながら自分の使い方にあったものを使いましょう。
あれもこれも使うと結局データがバラバラになってしまうので、用途に分けて使うアプリを絞り込むことをオススメします。
私は長文を書く時はどんなエディタで文章を書いても最終的には「Simplenoteに保存」、短いメモとタスク管理は「GoogleKeep」にと決めています。