AIUEO Lab2

1年のうち250日は夕飯を作る主夫が、iPhoneや料理、気になったものを紹介するブログです。

iPhoneの容量いっぱいのアナタへ!写真を自動でバックアップできる無料サービス3つを比較する

iphone-photo-backup

iPhoneの容量が写真でいっぱいになっているそこのアナタ。写真を自動でオンライン上に保存してくれる、無料のサービスがあるのをご存知ですか?

写真をオンライン上に保存しておけばiPhoneから写真は消しても大丈夫。アプリが用意されているので、もちろんiPhoneの中から消した写真を後から見返すこともできます。

なかでもiPhoneで使いやすいサービスは3つ。わたしはどれかのサービスが急な停止や終了、トラブルなどで消去されてしまったときのために2重・3重にバックアップをしようと、すべて使っています。

DVDや外付けハードディスクに写真を保存しておくのもいいですが、DVDなどには寿命があるので、いつ壊れてデータが取り出せなくなるかわかりません。(外付けHDDの寿命は毎日使うと大体2・3年と言われています)

オンラインに写真を保存したからといって、どのサービスも勝手に誰かに見られたりすることはなくプライバシーも守られています。

写真はオンライン上に保存しておきましょう。

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Picasa(Google+)

3 インポートする

Googleが運営しているPicasaという写真管理サービスがありますが、iPhoneのアプリはありません。でもGoogle+アプリを使えばiPhoneで撮った写真をPicasaに自動アップロードすることができます。写真のサイズが2048x2048ピクセルまでなら容量は無制限。それ以上のサイズは15GBまで無料。サイズが小さくなるとはいえ、現像するのにも、パソコンやテレビのディスプレイで見るのにも十分なサイズです。

アプリはとても使いやすく、写真のアップロードも高速。Googleのアカウントをもっているならオススメです。

Currents

Currents

  • Google LLC
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

http://picasa.google.co.jp/

Shutter

1 インポートする

Shutterは容量無制限、写真のサイズも無制限でオンライン上に保存できる太っ腹のサービス。

ただ、日本語化されていないのと、アプリが使いにくいというデメリットがあります。無料なのは、有料で運営している同社のオンラインストレージサービス「StreamNation」への誘導をしたいから。Shutterだけの利用ならいまのところは無料で使えます。

すでにiPhoneの中にある写真のバックアップも他のサービス同様もちろんOK。私の体感として、他のサービスよりアップロードに時間がかかるので、写真がたくさんある人は全部保存するのに結構時間がかかります。寝る前にアプリを開いたまま充電しておくなどしないといけないかも。

https://itunes.apple.com/jp/app/shutter-by-streamnation-camera/id874824823?mt=8&uo=4&at=10lsNq

※Shutterアプリは現在ダウンロードできません。(2014年10月20日)

https://www.streamnation.com/shutter

Flickr

2 インポートする

FlickrはアメリカのYahoo!が運営している写真保存サービス。使用するにはyahoo.comのアカウントが必要です。日本のYahoo! JAPANのアカウントは使えません。yahoo.comのアカウントを取得する方法は下記サイトで詳しく説明されていました。

スマホからアカウント登録する | Flickrの使い方

Flickrにはアプリがあるものの、公式アプリは日本のiTunesからダウンロードすることができません。 ダウンロードの仕方はこちら。

アメリカのApp StoreにしかないFlickr公式アプリをダウンロードする方法 - AIUEO Lab2

たまにうまく読み込まないことがありますが、純正の写真アプリを立ち上げてからFlickrアプリをたちあげればしっかり読み込みます。

アップロードも高速なので、1番使用頻度は高いアプリ。ウェブ上では写真のサイズを変更したり明るさや彩度などを編集することも可能です。

使いやすいサードパーティー製アプリもあります。

https://itunes.apple.com/jp/app/flickstackr-flickr/id364895358?mt=8&uo=4&at=10lsNq

https://www.flickr.com/

3つのサービス比較

3つのサービスの各項目をまとめてみます。

  Picasa Shutter Flickr
日本語化 × ×
無料写真サイズ 2048x2048 無制限 無制限
容量 15GB 無制限 1TB(1000GB)
無料動画保存 ◯15分まで ×
アップロード速度 ×
写真ダウンロード
アプリ共有機能 Google+のみ 各種SNS&メール 各種SNS&メール
アプリの使いやすさ
写真の整理
ウェブ上で画像編集 ×
PCアプリがあるか × ×

オンラインにあげた写真をPC上でダウンロードする時の使いやすさに関しては、Picasaが1番。ShutterとFlickrは複数の写真をまとめてPC内にダウンロードすることができません。あくまでオンラインでの共有などに使う用として作られているようです。

共有機能に関しては、PicasaはiPhoneアプリ上ではGoogle+への投稿しかできません。TwitterやFacebookなどのSNSや、メールで写真を共有したい場合、iPhoneへのダウンロードはできるのでいちいちダウンロードするか、Picasaが使える第三者の作ったアプリ(BestAlbumなど)を使うかしないのが現状です。Web上では写真へのリンクが作れるので共有可能です。

https://itunes.apple.com/jp/app/best-album-picasano-xie-zhen/id395234829?mt=8&uo=4&at=10lsNq

アプリの使いやすさではFlickrに軍配。Google+は立ち上げたとき、最初にGoogle+のタイムラインが表示されるので写真を表示するまで2回タップが必要。Shutterは写真撮影が出来る状態で立ち上がるので、オンライン上の写真一覧を表示するまでには3回タップが必要です。その点Flickrはたちあげた画面に写真一覧のボタンがあるので、1回タップすればOK。写真の閲覧に一番すぐれているのはFlickrです。

PicasaにはMac・WindowsともにPC用アプリがあるので、パソコンの中にある写真もアップロード可能。ただし、2048ピクセル以上は15GBまでしか無料じゃないので注意して下さい。

あとがき

3つのサービスをあげましたが、単純に写真のバックアップ目的で使うならShutterかPicasa。SNSなどの共有が多いならFlickrかShutter。日本語じゃないと無理という方ならPicasa…というように自分の用途に合わせて使うサービスを選んでください。

それぞれ長所・短所があるので、まずは実際に使ってみることをオススメします。