毎日暑いですね。もう冷房なしではやってられません!
毎日冷房をつけていると、気になるのが電気代。エアコンをつけていても、なるべく電気代を安くすませるにはどうすればいいのでしょうか。
最近は電気代がリアルタイムで表示されるエアコンもあるらしいです。いつでも目に入るというのも、なんかなぁとは思いますが…。
そんなわけで、設定温度と電気代の関係を調べてみました。
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1度下げると消費電力10%アップ
(Photo by : http://digimaga.net/2011/07/lets-switch-off-tv)うだるような暑さの外出先から家に帰って来た時、「あっつい!エアコン、エアコン!」とスイッチを入れるとき、何度にしてますか?
20度くらい?おそらく最初から28度にする人はいないと思います。 上のグラフを見るとエアコンの消費電力は付けたあとが一番高いので、一気に冷やしてある程度落ち着いたところで設定温度を上げたほうが良いですね。
エアコンは温度を1度下げるごとに10%消費電力がアップするそうです。
実際の金額はどれくらい変わるのか
photo credit: maccath via photopin ccたとえば、今価格ドットコムで8~12畳用としては1番評価の高いCS-284CFを持っているとします。この機種は冷房能力2.8kw、冷房消費電力は770w。
8月は毎日エアコンをつけるとして31日間で計算します。夫婦の家庭で奥さんはずっと家にいると仮定して、稼働時間はちょっと長めの1日17時間。
- 期間は1ヶ月
- 0時から7時までの就寝時間だけ冷房停止(1日17時間稼動)
- 冷房能力2.8kw、冷房消費電力は770(135~830)w
- 電気料金はうちの先月分を参考に、1kw=30円
これだと、770w×17時間×31日=392,700w。
1kw=30円なので、392.7kw×30円=11,781円。
消費電力は外気温と室温の差で変化するので、おおよその目安ではありますが、エアコン1台でこれくらいかかります。もちろん他の電気代もかかるので、1万円なんて簡単に超えてしまいますね。
1度設定温度を上げれば10%節電になるとすれば、設定温度28度と25度では単純に計算すると1ヶ月で3,534円違うということです。
(この記事を見ると、本当は単純に1時間770w消費しているとは言えないことがわかります。長時間エアコンをつけていれば、消費電力は低くなっていくので、上の計算ほどは高くならないはず。→http://digimaga.net/2011/07/lets-switch-off-tv)
設定温度を上げるくらいなら、室外機を冷やせ
設定温度を上げるよりも、水をかけるなりして室外機を冷やしたほうが節電効果が期待できるという実験もあります。(※水をかけるなら自己責任で)
この時の消費電力は1160ワット前後、じょうろで室外機の背面、片側面の放熱部分に水を掛けると消費電力は急速に減り50秒後に834ワットと約30%ほど減少した。
エアコンの設定温度を上げると本当に節電できるのか:節電DIY(1/3 ページ) - ITmedia エンタープライズ
扇風機は1時間約1.2円
どうしても暑いなら風量は電気代にそこまで影響しないので、少し設定温度は高めで風量をあげましょう。
人間は体に風を浴びると、体感温度が2度ほど下がると言われているので、扇風機でとりあえずしのぐのも手ですね。
扇風機は消費電力が40wくらい。1時間扇風機をつけても、約1.2円です。
エアコンと扇風機をうまく使って、この夏を乗り切りましょう!